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こころのはなし

うつ病にかかった方へ

うつ病の治療は決して患者さん1人で乗り切れるものではありません。家族の病気に対する理解と協力が必要になります。

  • 十分な休養が必要です。 
  • 病気であることを理解しましょう。
  • 治る病気であり、社会復帰もできることを理解しましょう。
  • 自殺など、自己破壊的な行為を行ってはいけません。
  • うつ病がよくなるまでは、大きな決断をすることは避けましょう。

 

家族がバックアップするための6つのポイント

下記は、 家族がうつ病患者さんをバックアップするための6つのポイントです。

  • あまり態度を変えずに、今までどおり自然に接しましょう。
  • 安易な励ましは逆効果になるときもあります。温かく見守りましょう。
  • 考えや決断を求めることはやまめましょう。
  • 外出や運動を無理に勧めず。ゆっくり休ませてあげましょう。
  • 重要な決定は先のばしにさせましょう。
  • 家事などの日常生活上の負担を減らしてあげましょう。

 

うつ病の治療

現在のうつ病治療は「休養、環境調整」、「薬物療法」、「精神療法」の3つが中心となります。

まず、治療を始める前に、これまで抱えてきた仕事や家事などの荷物を少しの間下ろし、疲れたこころとからだを十分に休めることが重要であることを患者さんに理解してもらいます。

そして、薬物療法によってうつ症状の原因となっている脳内アミンのバランスの乱れを調整していきます。精神療法の中心は認知療法で、これは、患者さんの情緒の障害と密接に関連している認知の歪みを修正して、患者さんが問題を解決できるように支援する治療法です。

 

うつ病の症状が消失していく順序

うつ病の治療時における心理状態は、心理的階層の比較的下位にある「不安と焦燥」がまず最初に消え、次にそのすぐ上に位置する「ゆううつ感」が和らぎ、最後に「抑制症状」が残るというふうに推移します。心理的な抑制症状※だけが残る段階に入れば、それまで重視されてきた心理的休息中心の治療方針を仕事復帰の訓練中心へと重点移動します。この時期は、治療開始後、およそ3〜6ヵ月で出てくると考えられます。

心理的な抑制症状は、ときに「おっくう感」と表現されます。
  笠原 嘉:精神神経学雑誌 100(12):1074,1998

 

うつ病の治療経過

うつ病は直線的には改善せずに、「よくなったり、悪くなったり」を繰り返しながら、徐々に回復に向かう三寒四温的な起伏のある病気です。患者さんが寛解するためにはある程度の治療期間が必要になるため、医師、患者さんともに、焦らず気長に取り組むことが大切です。

 

【監修】上島国利【編】NHK出版:NHKきょうの健康 Qブック(14)、憂うつ、興味・意欲の減退、不眠、うつ病、NHK出版、2001

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